倫理綱領

経営行動科学学会 倫理綱領

1. 趣旨

経営行動科学学会は、学会の設立趣旨に基づき、経営行動科学の研究、教育、実践、および学会運営において、会員および学会が依拠すべき倫理綱領を定める。

2. 誠実な研究活動

会員は、関連法令および学会の規約等を遵守するとともに、この綱領に示す研究倫理の原則に従って、高度な専門的知識と技能をもって誠実に研究、教育、実践を行なわなければならない。

3. 社会的責任

会員は、専門家としての社会的責任を自覚し、研究成果の公表と社会への還元に努めなければならない。

4. 研究不正と二重投稿の防止

会員は、研究活動における不正行為(ねつ造、改ざん、盗用)、および研究成果発表における不適切な行為(二重投稿、分割出版、不適切なオーサーシップ)を防止しなければならない。

5. 研究費不正の防止

会員は、公的機関、企業組織、および個人等から研究資金を受ける場合は、適切な資金の支出を行わねばならない。

6. 利益相反

会員は、研究の妥当性と社会的信頼を保つため、社会的および経済的な利益相反に注意し透明性を確保するよう努めなければならない。利益相反とは、外部との経済的な利益関係等によって、データの改ざん、特定組織の優遇、研究を中止すべきであるのに継続する等、研究で必要とされる公正かつ適正な判断が損なわれる事態をいう。

7. 研究協力者等の保護

会員は、研究の実施、成果の公開、資料の保管、および実践において、研究協力者や研究参加者等の心身の安全を保護し、その尊厳と人権を尊重しなければならない。

8. 個人情報の収集と保護

会員は、研究活動全般において、研究協力者や研究参加者等のプライバシーを尊重し、個人情報および団体・組織の情報を安全に管理して保護しなければならない。

9. インフォームド・コンセント

会員は、研究の実施、成果の公開および資料の保管において、研究協力者や研究参加者等に対して十分な説明を行い、理解されていることを確認した上で、原則として文書で同意を得なければならない。

10. 差別の禁止とハラスメントの防止

会員は、研究、教育、実践において、人種、民族、年齢、ジェンダー、性的指向、社会的地位、思想信条等による差別をしてはならない。また、ハラスメントを防止しなければならない。

11. 倫理審査

会員は、研究の実施にあたり、所属する組織や研究が行なわれる組織の倫理委員会等に、研究計画を示し承認を受けるよう、努めなければならない。

12. 学会の責務

(1) 学会は、関連法令および学会の規約等を遵守し、公正で誠実な学会運営を行なわなければならない。
(2) 学会は、この綱領に示す研究倫理の実現のため、環境整備に努めなければならない。

13. 細則

この綱領の施行に関し必要な事項については、別に規定を定める。

14. 綱領の変更

この綱領の変更は、理事会の議を経て行われる。

付則(施行期日)

この綱領は、2015 年 7 月1日より発効する。