ラクサールクリームはVIO脱毛の痛み止めに使えますか？
『ラクサールクリームはVIOの痛み止めに使えますか？』7
この記事はこんな質問に答えた記事です。
早速、結論です。
ラクサールクリームはVIO脱毛に使えます。
では概要、使い方、購入方法を順を追って説明します。
ラクサールクリームの概要
ラクサールクリームはエムラクリームと同成分同量配合（リドカイン、プリロカイン）の外用局所麻酔薬です。
主に肌に直接塗布ことにより、外部からの侵害刺激（注射、レーザー照射時の疼痛等）が緩和されます。これは有効成分であるリドカインとプリロカインが皮膚に対しての透過性に優れ、高い局所麻酔効果を発揮するためです。
エビデンスとして、リドカインとプリロカインが混合することで、混合物の融点は２つの成分の純物質よりも低くなり、室温で液体に変化する性質を利用することで皮膚から強力に麻酔が効くことが成功したと実証されています。
どんな薬剤にでも言えることですが、効果には個人差があります。
ラクサールクリームの使用方法
ラクサールクリームの使用方法は、
使用前はよくその部位を消毒操作を行い、水分を拭き取ります。
また使用部分に体毛などがある場合は剃ります。
理由としては体毛に薬剤が付着してしまい、皮膚への浸透が侵害されてしまうからです。
通常は成人は1回につき1〜2gを患部に厚く塗り、ラップなどで患部を覆ってください。
塗布後約30分〜1時間で効果が表れます。
注意事項ですが、たっぷりと厚めに塗布してください。
薄く塗ったり、塗る前に皮膚が皮脂等で汚れている場合は、麻酔効果が薄くなってしまう恐れがあります。
尚、使用量は年齢、麻酔領域、部位、体質などによって変わるため、その都度、加減が必要になってきます。
1回あたりの塗布量は10gまでとし、塗布時間は120分を超えないようにしてください。
参考サイト：オオサカ堂
ラクサールクリームの副作用
主な副作用としては、適用部位紅斑、あるいは蒼白などがあります。
また、アナフィラキシーなども稀ではありますが、起こる場合があります。
その他、なにか異変を感じた際は速やかに医師の診察を受けてください。
もう少し掘り下げて、禁忌を見ていきます。
心刺激伝導障害のある患者様には国内臨床試験では使用経験がないため、安全性の確立がありません。
一般的に、リドカインは心筋細胞のナトリウムチャネルを阻害し、活動電位の持続時間を短縮、興奮伝導を遅延させ異所性自動能を抑制するため、抗不整脈薬としても使用されております。このため、心刺激伝導障害のある患者では症状を悪化させるおそれがあるため、慎重に投与しなければなりません。
また、重篤な肝障害又は重篤な腎障害のある患者様は中毒症状が発現しやすくなる可能性もあります。これも国内臨床試験では重篤な肝障害及び腎障害のある患者様における使用経験はないため、安全性は確立されておりません。リドカイン及びプロピトカインは肝臓で代謝され、尿中に排泄されることが報告されており、重篤な肝障害及び腎障害のある患者様では本剤の代謝及び排泄に影響を与えることが考えられます。
以上、様々に論じましたが、レーザー脱毛などの疼痛軽減目的照射部位に麻酔クリームを塗ることがあります。塗るだけで照射時の痛みを軽減できるため、最も手軽な方法といえますので、選択肢の一つとして考えても良いと思います。ただし、麻酔クリームに含まれる成分に対してアレルギーを持っていると、アレルギー反応が起こる可能性があります。
これまでに、麻酔でアレルギー反応が起きたことがある場合は、医師にその旨を伝え、相談されることをおすすめします。
ラクサールクリームの購入先
さて、ラクサールクリームは海外製の医薬品ですので、一般的な薬局、薬店、ドラッグストアでは取り扱っておりません。
通販でしたらオオサカ堂がおすすめです。